砧青磁鳳凰耳花生〈銘千声/〉
きぬたせいじほうおうみみはないけ
工芸品 / 宋
- 京都府
-
南宋
- 胴径11.2 高26.2 (㎝)
- 1口
- 京都府京都市右京区宇多野上ノ谷町1-2
- 重文指定年月日:19520329
国宝指定年月日:
登録年月日:
- 財団法人陽明文庫
- 国宝・重要文化財(美術品)
肩から胴部にかけて他の類品に比べてほとんど膨らみがなく、緊張感があり、かつ鳳凰形の耳は精緻でしかも力強く、全体に端正な気品を漂わせる。
『槐記』によると、本花生は、大猷院(徳川家光)-東福門院-後西天皇-近衛家に伝来したもので、国宝青磁鳳凰耳花生銘万声と共に、日本に伝世する鳳凰耳花生の中でも最も優れたものの1つである。