工芸品 / 南北朝
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安吉
- 東京都
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南北朝
- 平造、三つ棟、重ね薄く僅かに反る。鍛小板目よく約り、細かに地沸つき、刃文は冴えた匂出来で丸みある互の目を主とし、足入り、上に焼刃広く、帽子は乱込み深く返る。表に腰樋、裏に護摩箸を刻す。生ぶ茎先は栗尻、筋違の鑢目あり。
- 長29.7 元幅2.9 (㎝)
- 1口
- 東京都世田谷区岡本2-23-1
- 重文指定年月日:19500829
国宝指定年月日:
登録年月日:
- 公益財団法人静嘉堂
- 国宝・重要文化財(美術品)
左安吉の優れた出来で、健全に保存されている。享保名物帳に所載の日置豊前安吉がこれで、かつて池田光政の家老日置豊前の蔵刀と伝えている。