工芸品 金工 / 明治 大正
中央に菊御紋を配した夕顔型花器。基台となるツタの流麗な曲線が美しく、そこからのびる五つの夕顔の花そのものに花を活けるという、斬新なデザインである。一方で葉は夕顔のそれではなくユリ科植物の形状をしており、写実とデザイン性の融合した作品といえる。箱書に「鶴印 御紋付夕顔型五本立銀製御花盛器」とあり、朝香宮鳩彦王の所用であることが分かる。
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銀製花鳥文花盛器
小林時計店美術部
鶴亀松竹菊庭雛鶏遊御人形
鼈甲製春蘭棚飾 鉢蒔絵菊花模様