ケラマジカおよびその生息地 けらまじかおよびそのせいそくち

天然記念物

  • 沖縄県
  • 島尻郡座間味村
  • 指定年月日:19720515
    管理団体名:座間味村(昭48・12・11)
  • 史跡名勝天然記念物

S50-5-143ケラマジカおよびその生息地.txt: 昭和47年に指定された地域は、座間味村の屋嘉比島であったが、その後ケラマジカが慶留間島にも生息していることが確認されたので、ケラマジカの保護保存を図るため、慶留間島の一部約63ヘクタールを追加指定するものである。
S47-5-190ケラマジカおよびその生息地.txt: ケラマジカは17世紀中頃、薩摩から古場島に移入したと『琉球国由来記』に記されており、現在は九州産に比して体が小さく、頭骨や角も短小で体毛も少し暗色を示し、九州産シカの変種とみられている。
 現在の生息地は座間味村の屋嘉比島と慶良間島で、古場島から自力で分布を広げたとみられている。屋嘉比島にはヤギが放牧されており、しばしばシカとの争いがあるといわれ生息地の環境は必ずしも良好でない。

ケラマジカおよびその生息地

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