建造物 宗教建築 / 江戸
名草神社は、妙見山の山中に鎮座し、中世から近世にかけて但馬地方における妙見信仰の拠点として栄えた。 本殿は、出石城下の大工と地元大工が棟梁を務め、正面向拝廻りの華やかな彫刻など、躍動感のある構成となっている。拝殿は、割拝殿形式の希少な遺構である。 名草神社は、特異な平面と空間構成をもつ大型社殿で、豊かな彫刻や彩色で飾られ、当地方における先駆的な装飾をもつ神社建築として貴重である。
全3枚中 3枚表示
名草神社 拝殿
高座神社本殿
大前神社 拝殿及び幣殿