東寺学衆方評定引付 とうじがくしゅうかたひょうじょうひきつけ

歴史資料/書跡・典籍/古文書 文書・書籍 / 室町

  • 京都府
  • 室町
  • 紙本墨書・袋綴装冊子本
  • (正長元年分) 縦 25.6cm 横 17.6cm ほか
  • 101冊
  • 京都府京都市南区九条町1
  • 重文指定年月日:20110627
    国宝指定年月日:
    登録年月日:
  • 宗教法人教王護国寺
  • 国宝・重要文化財(美術品)

『東寺学衆方評定引付』は、中世東寺の教学部門を担当した学衆方による集会評定の記録で、正長元年(1428)から天文元年(1532)までの百余年に及ぶまとまりである。寺僧のうちから多数決で選ばれた1年交替の奉行が、衆儀で議決した内容を1年ごとに記録した帳面で、 学衆方の法会や播磨国矢野庄(現兵庫県相生市)などの所領経営をはじめとする寺院内外での重要な事柄を詳細に記している。自治の原則に基づき運営された中世寺院の実態を記すものとして価値が高い。

東寺学衆方評定引付

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