久米島紬着尺 島糸 井絣・十字絣・ヒチサギ くめじまつむぎきじゃく しまいと いがすり・じゅうじがすり・ひちさぎ

工芸品 染織 工芸技術 染織 / 昭和以降

  • 久米島紬保持団体
  • くめじまつむぎほじだんたい
  • 平成19 / 2007
  • 幅38.0cm 長さ12m80cm
  • 1反
  • 文化庁分室(東京都台東区上野公園13-9)
  • 平成22年度収蔵
  • 国(文化庁)

 糸はすべて久米島産で,経糸に引き糸,緯糸に紬糸が用いられている。
 絣文様は,白のヒチサギ(ずらし絣),赤の井絣(井桁絣),黄色の十字絣を組み合わせたものである。
 染色には,久米島で伝統的に使用されてきた染料が用いられ,黄はヤマモモとクルボー(ナカハラクロキ)の樹皮,赤はグール(サルトリイバラ)の根で染め,地色の黒は,グールの根とシャリンバイ(テカチ)の幹で染めた後,泥媒染を行ったものである。

久米島紬着尺 島糸 井絣・十字絣・ヒチサギ くめじまつむぎきじゃく しまいと いがすり・じゅうじがすり・ひちさぎ
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