工芸品 金工 / 江戸
元禄期の岸和田藩主岡部長泰が使用した具足。胴は紫糸を素掛に威した四枚胴で、裏地に舶来の黒羅紗を、金具廻りには銀など大名道具らしく高級な部材を用いる。兜は62間筋兜で、名工明珍信家が天文2(1534)年に制作したものを江戸時代に仕立て直したものである。
紺糸威胸白鳳凰文二枚胴具足
長途
五枚胴具足(韋糸威二枚胴具足、伊予札桶側菱綴胴胸取具足)
切付小札桶側胴御納戸絲縅具足
藤堂家 所用