曽根好忠集断簡(みそれふり) そねのよしただしゅうだんかん(みぞれふり)

その他の美術  / 平安

  • 東京都
  • 平安 / 12世紀後半
  • 掛幅装、紙本墨書、本紙寸法 21.7㎝×4.8㎝
  • 1幅
  • 東京都台東区上野公園13-9
  • 重文指定年月日:
    国宝指定年月日:
    登録年月日:20130617
  • 登録美術品

 本作品は「曽丹集切」と呼ばれる古筆切で、『曽根好忠集(曽丹集)』の断簡である。
 本切は、毎月集の「十二月はじめ」のうちの二首を切り出したものである。伝称筆者は西行(1118~1190)で、書風は緩急抑揚の変化にとんでいる。
 本作品は二首のみの断簡であるが、登録番号56「曽根好忠集断簡 (三月下云々)」に比して本紙の状態はよい。名筆の一つとして、書道史上に重要であるとともに、平安時代後期の書写になる古写本として国文学上に価値がある。

曽根好忠集断簡(みそれふり) そねのよしただしゅうだんかん(みぞれふり)

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