後白河院庁下文〈永暦元年五月五日〉 ごしらかわいんのちょうくだしぶみ えいりゃくがんねんごがついつか

歴史資料/書跡・典籍/古文書 文書・書籍 / 平安

  • 京都府
  • 平安 / 1160
  • 紙本墨書、巻子装
  • 縦32.0㎝ 全長213.0㎝
  • 1巻
  • 京都府京都市北区小山上総町
  • 重文指定年月日:20140821
    国宝指定年月日:
    登録年月日:
  • 学校法人真宗大谷学園
  • 国宝・重要文化財(美術品)

後白河院庁が、永暦元年(1160)5月5日、浄妙寺の訴えによって、伏見庄の庄民らの横領を止め、寺領を返却するように、山城国在庁官人らに命じた下文である。院司の花押が並び、その中に「大宰大弐平朝臣」として平清盛が花押をすえている。
 本文書は、現存する後白河院庁下文の原本の中で、早い時期に出された遺例である。院庁下文の典型として古文書学上および院政期社会研究上に重要な史料である。

後白河院庁下文〈永暦元年五月五日〉

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