春秋草蝶模様小袖
しゅんじゅうくさちょうもようこそで
工芸品 染織 / 江戸
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作者不詳
- 日本
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江戸時代後期 / 19世紀
- 紫縮緬地 型鹿の子・白上げ・色挿し・刺繍
- 丈167.4cm 裄64.0cm
- 1領
- 神奈川県相模原市南区麻溝台1900
- 女子美術大学
作品番号:2205.75
武家女性の御所解模様の小袖。引き霞・紅葉・松・菊・蝶・柴垣・家屋などが百花繚乱の様相を示す一方、能の「鉢の木」「芦刈」「菊慈童」を想起させるようなモチーフを配し、着装する者の知性と教養を暗示する。三つの能楽を身体に纏うとは実に大胆で贅沢な自己表現である。
旧カネボウコレクション、旧長尾コレクション
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