文鏡秘府論 ぶんきょうひふろん

歴史資料/書跡・典籍/古文書 文書・書籍 / 明治

  • 空海
  • くうかい
  • 明治時代刊
  • 典籍
  • 26.4cm×18.5cm
  • 3冊
  • 愛媛県西予市宇和町卯之町4-11-2
  • 愛媛県歴史文化博物館

空海が漢詩論を述べた著作。中国の六朝から唐までの詩文を取りまとめ、弘仁年間(810〜23年)に成立したとされる。特に音韻、修辞に関する解説が多く、本場面でも「韻文のあでやかな美しさは、対偶表現の力であり、散文のすぐれた達意性は、配置の巧みさによる。言葉が対になっていなければ、語の無駄遣いになってしまうし、適切な韻が用いられていなければ、くだくだしいだけで効果はない」と述べている。空海が残した『文鏡秘府論』には中国で既に伝存していない漢詩が数多く収められ、日本のみならず東アジア全体の中で評価される貴重な文学論作品である。本資料は明治時代刊。

文鏡秘府論 ぶんきょうひふろん

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