歴史資料/書跡・典籍/古文書 文書・書籍 / 明治 大正 安土・桃山 江戸 昭和以降
招提村は、戦国期に浄土真宗の惣道場(のちの敬応寺)を中心に成立した寺内町で、その草創期から中心的にかかわってきた片岡家は、江戸時代には招提村の庄屋をつとめていた。
片岡家文書は、この片岡家に伝来した文書群で、点数は7,549点に上る。近世・近代の資料が大多数を占める。内容は、招提村の村方文書と、近世前期の大名・文化人が発給した書状を中心とする蒐集史料、近代の書簡類などに大別できる。
本文書は枚方市の歴史の解明に欠くことのできない貴重な文書群である。