絹本著色 方便法身尊像 けんぽんちゃくしょく ほうべんほっしんそんぞう

絵画 / 室町

  • 愛知県
  • 室町
  • 絹本著色・軸装
  • 縦83.0㎝×横34.0㎝
  • 1幅
  • 安城市安城町城堀30
  • 安城市指定
    指定年月日:20111103
  • 有形文化財(美術工芸品)

本像は、紺色の地に、四八条の光明を放ち、蓮台に両足をそろえて立つ阿弥陀如来を描く。裏書の大半が欠損しているため不明な点が多いものの、残存部分から本願寺第9世実如(1458~1525)から某道場に下付され、願主は「釈綽秀」であることが知られる。空臨寺には願主に該当する住職は存在しないが、当寺は近世初頭まで寺号を持たない「道場」であった可能性が高いため、これが空臨寺の最初の絵像本尊であったとみてよい。

絹本著色 方便法身尊像 けんぽんちゃくしょく ほうべんほっしんそんぞう
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