顰(大顰) しかみ(おおしかみ)

彫刻 能楽 / 江戸

  • 江戸後期・19世紀
  • 縦21.8 幅16.2 高9.2
  • 1面
  • 渋谷区千駄ヶ谷4-18-1 国立能楽堂
  • 収蔵品番号 NM12
  • 独立行政法人日本芸術文化振興会
  • 未指定

 人間に敵対する鬼の役に用いる。額や眉間に刻まれた皺は凶悪な相を示し、目や歯の金色は異界の存在を表す。顰の面をかける役は人間に退治される運命を負い、その表情には哀れさも感じられる。この面は「大顰」の名称で伝わっており、引き締まった常の顰面と比べて表情のスケールが大きいのが特徴。

顰(大顰) しかみ(おおしかみ)

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