孫次郎 まごじろう

彫刻 能楽 / 江戸

  • 江戸後期・19世紀
  • 縦21.2 幅13.7 高6.9
  • 1面
  • 渋谷区千駄ヶ谷4-18-1 国立能楽堂
  • 収蔵品番号 NM52
  • 独立行政法人日本芸術文化振興会
  • 未指定

 「孫次郎」は、妙齢の美女の面。金剛大夫孫次郎が、夭折した妻の面影を写したとも云われ、金剛流での使用が多い。小面に比べて面長で、唇には深みのある濃い紅を引き、毛描きは額から下りる二筋に、こめかみあたりから更に二筋引いて艶麗な雰囲気を醸す。鼻頂などの彩色損傷の修復をおこなっている。面裏に「金剛本面写」との朱書きがある。面袋には紫糸の刺繍で「孫次郎」と記し、面当てには「孫次郎 金剛本面写」と墨書がある。

孫次郎 まごじろう

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