民俗 無形民俗文化財
本件は、茨城県の霞ヶ浦周辺から千葉県の印旛沼周辺にかけて濃密に分布する盆行事の1つで、墓地と家々の間を子どもたちが藁で作った綱を曳いて歩き、先祖の霊を送迎する行事である。8月13日の迎えでは、子供たちが藁綱を曳いて墓地までいって先祖の霊を藁綱に依り付かせた後、地区の家々をまわってこれを降ろす。8月15日の送りを行う地区もあり、地区の家々をまわって先祖の霊を藁綱に依りつかせた後、墓地まで行ってこれを降ろす。(解説は選択当時のものをもとにしています)
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