彫刻 木像 / 南北朝
詩文で知られる五山僧、中巌円月(1300~75)の肖像彫刻。作風や構造技法から作者は七条仏師康俊もしくはその周辺仏師に当てられ、中巌の晩年ないし没後間もない時期の製作とみられる。頭部に迫真の写実をみせる当代肖像彫刻の優品である。
木造足利尊氏坐像
木造顕智坐像
円慶
木心塑造大道和尚坐像(所在祀堂)