勧修寺文書(九百三十五通) かじゅうじもんじょ

歴史資料/書跡・典籍/古文書 文書・書籍 / 安土・桃山 江戸 室町 鎌倉 南北朝

  • 京都府
  • 鎌倉~江戸
  • 86巻、24冊、129通、3綴
  • 京都府京都市山科区勧修寺仁王堂町27-6
  • 重文指定年月日:20170915
    国宝指定年月日:
    登録年月日:
  • 宗教法人勧修寺
  • 国宝・重要文化財(美術品)

勧修寺文書は、醍醐天皇創建になる真言宗寺院である勧修寺に伝来する文書群のまとまりである。勧修寺は寛胤が入寺して長吏に補せられし以降、法親王相承になる門跡寺院として発展したものの、南北朝の内乱と文明二年(一四七〇)の兵火で焼失して一時衰退するが、元禄八年(一六九五)済深が東大寺大仏殿再建に尽力したことにより加増され、明治維新に至った。
 江戸時代中期には慈尊院濶海による文書・聖教の分類・整理が行われ、文書の多くは成巻され、外題は濶海筆になる。文書箱四合に納められているが、一部に成巻されないままの文書も残っている。内容には勧修寺の門跡寺院としての歴史を反映して多岐にわたるものの、近郷の田畠の売券、譲状や諸国に散在する寺領関係文書が多く伝来している。

勧修寺文書(九百三十五通)

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