絵画 日本画 / 江戸
墨書から、寛文三年(1663)に今立郡大滝の三田村伊左衛門尉吉次により大瀧神社に奉納されたものであることがわかる。奥宮を象徴する大滝や大杉などが表現されている。金地の料紙に描かれた祭礼図の画題は古風であり、神輿を奉ずる人びとを描く。神輿の形状などから大瀧神社の祭礼を直接みて描いたものではないと思われる。裏面の墨書銘や画風から中央の絵師の手になるものとみられ、優れた作例である。
板地著色 大瀧児大権現祭礼図絵馬
中村理太夫(福井藩士)
紙本金地著色日吉山王・祇園祭礼図〈土佐光茂筆/六曲屛風〉
土佐光茂
紙本金地著色 三十六歌仙図
未詳