その他の美術 書 / 室町
後奈良天皇は第105代の天皇。学問を好み、古典の書写、保存に努めて和学の興隆に寄与した。「梅薫風」以下の歌題に対して、6首の和歌を詠じて、和歌の師三条西実隆に、和歌の指導を受けたものである。異筆の書き込みは実隆が添削した筆跡である。
詠歌大概
後奈良天皇筆
著到懐紙(五月雨晴)(中ニ後柏原・後奈良天皇ノ宸翰アリ)
和歌色紙「染てけり」
後西天皇筆