観音菩薩立像 かんのんぼさつりゅうぞう

彫刻 / 南北朝(六朝)

  • 制作地:中国
  • 北魏時代・正光5年(524)
  • 銅造鍍金
  • 1躯

右手に蓮華を持ち、両肩からかけた天衣を左右に翻して大きな火炎光背を伴うのは、中国・南北朝時代(5~6世紀)に特有の表現。随所に線刻された文様が美しく、神秘性を醸します。背面などに銘文が刻まれる台座は伝統的な中国の四脚座であり、中国化の進展がうかがえます。

観音菩薩立像

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