彫刻 / 南北朝(六朝)
右手に蓮華+れんげ+のつぼみを持った観音像。台座に刻まれた銘文から、中国・北斉時代の天統+てんとう+4年(568)に亡くなった父親のために作られたことがわかります。中国南北朝時代には、観音の信仰がとても盛んで、個人の発願+ほつがん+によるこのような小像もたくさん作られました。
観音菩薩立像