観音菩薩立像 かんのんぼさつりゅうぞう

彫刻 / 南北朝(六朝)

  • 制作地:中国
  • 北斉時代・天統4年(568)
  • 銅造鍍金
  • 総高17.0 ; 光背幅6.0
  • 1躯
  • 銘文:天統四年十一月/廿/四日薩仍/為亡父像/失/敬造観/音願成訖/報之□□年 ;

右手に蓮華+れんげ+のつぼみを持った観音像。台座に刻まれた銘文から、中国・北斉時代の天統+てんとう+4年(568)に亡くなった父親のために作られたことがわかります。中国南北朝時代には、観音の信仰がとても盛んで、個人の発願+ほつがん+によるこのような小像もたくさん作られました。

観音菩薩立像

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