その他の美術 書 / 鎌倉
『法華経』の経文を漢字仮名交じり文で書写したもので、鎌倉時代以降、信仰の大衆化と関連して流行したと考えられる。各種の断簡が手鑑などに貼られている。本経は和様の筆勢のある文字で、漢字には片仮名で読みが付され、伝承筆者を藤原家隆とする。
妙法蓮華経 陀羅尼品第二十六 普賢菩薩勧発品第二十八(仮名文法華)
和漢朗詠集断簡 太田切「閑居」
伝藤原公任筆
装飾法華経薬王品断簡