工芸品 その他 / 江戸 明治
弘前城中で使用されたと伝わる遊戯具。盤面は黒漆塗りに蒔絵で線を引き、駒は毛植人形の猫と鼠である。細い絹糸を植え付けた毛植人形は、幕末から明治初めに京都で作られた人形と言われており、本品もその頃の制作と考えられる。明治2年に京都から当地に下った最後の藩主夫人近衛尹子のゆかりの品と推測される。
牡丹紋付貝桶
色紙蒔絵文台硯箱
弘前城杉戸