工芸品 漆工 / 江戸
蒔絵で牡丹紋を加飾した一対の貝桶である。牡丹唐草と吉祥文を織り出した覆い布、合せ貝360合が付属する。共箱付。箱書は「御貝桶」とのみある。牡丹紋は弘前藩主津軽家の家紋ではなく近衛牡丹紋と考えられること、来歴は不明ながらほぼ完全な形で当地に遺されていたことから、明治2年に当地に下った最後の藩主夫人近衛尹子のゆかりの品と推測される。
十六武蔵
蝋色笹唐草御紋付雛道具
梨子地御紋付菊紅葉蒔絵煙草盆