坪井上遺跡出土硬玉製大珠
つぼいうえいせきしゅつどこうぎょくせいたいしゅ
考古資料 石器・石製品類
- 茨城県
-
縄文時代中期
- 翡翠,鰹節型。中央やや上部に穿孔あり
- 1 長さ7.7㎝,幅3.8㎝,厚さ2.7㎝,重さ142g
2 長さ8.8㎝,幅3.5㎝,厚さ1.9㎝,104.0g
3 長さ8.3cm,幅2.4㎝,厚さ2.2㎝,65.0g
4 長さ11.0cm,幅3.6㎝,厚さ2.5㎝,173.0g
5 長さ9.7cm,幅3.4㎝,厚さ2.4㎝,130.0g
6 長さ8.4cm,幅3.6㎝,厚さ2.2㎝,110.0g
7 長さ10.2cm,幅4.2㎝,厚さ2.5㎝,185.0g
(※1~7は写真の番号と一致するが,便宜上のもの)
- 7点
- 茨城県常陸大宮市中富町1087-14
- 茨城県指定
指定年月日:20191226
- 常陸大宮市教育委員会
- 有形文化財(美術工芸品)
坪井上遺跡は,大宮地域南東部,標高50m程の久慈川西岸の台地下村田字坪井上にある,縄文時代中期を中心とした奈良・平安時代までの複合遺跡である。平成8年に遺構確認面から出土した2点(1,2),縄文時代中期の土坑内から出土した1点(4)のほか,昭和50年代に農作業中に採集された5点からなる。合計8点中,1点は所有者の意向により,指定には含まれない。硬玉製大珠は縄文時代中期に製作されたものと考えられる。