組踊音楽太鼓 くみおどりおんがくたいこ

伝統芸能 その他

  • 指定年月日:20171002
  • 重要無形文化財

組踊は、琉球国が清国使節を歓待するため一七一九年に初演した音楽劇であり、音楽と舞踊、台詞【せりふ】によって展開する。そのうち組踊音楽は、琉球古典音楽を基本にし、歌三線【うたさんしん】、箏【そう】、太鼓【たいこ】、笛【ふえ】、胡弓【こきゅう】で構成される。組踊音楽太鼓は、表現に深みを与えるとともに、ときに単独で演奏されて、演技者の動作にきっかけを与えたり、激しい感情の動きなどを的確に表現する。組踊の筋や演技者の演技との関わりなどに配慮して演奏されるもので、芸術上特に価値が高く、芸能史上特に重要な地位を占め、かつ地方的特色が顕著である。

組踊音楽太鼓

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