版画 / 江戸
初代広重最晩年の作品で、没後に出版された揃物です。今も絶景ポイントとして知られる、元箱根側から箱根権現のある駒ヶ岳の山裾越しに見る富士山と思われますが、実際よりも上空から見た構図です。明るめの色彩とも相まって、ある種の大らかさも感じられる作品です。
五十三次名所図会十一 はこね山中夜行の図
初代歌川広重
東海道張交図会 平塚 大磯 小田原 箱根
双筆五十三次 箱根
三代歌川豊国・初代歌川広重