模造 下道圀勝圀依母骨蔵器
もぞう しもつみちのくにかつくによりのははこつぞうき
考古資料 / 飛鳥
- 出土地:原品:岡山県矢掛町東三成出土
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原品:飛鳥時代・和銅元年(708)
- 樹脂製(原品:青銅製)
- 総高23.1 口径20.9
- 1合
- 銘文:下道圀勝弟圀依朝臣右二人母夫人之骨蔵器故知後人明不可移破以和銅元年歳次戊申十一月廿七日己酉成
右大臣吉備真備の祖母の骨蔵器です。下道氏は備中国下道郡の豪族で、圀勝は真備の父にあたります。土坑中で甕を被せた骨壺が発見されたと伝えられますが、石製外容器の存在も推定されます。中からは火葬骨とともに銅造仏像1体と、銭貨6枚が発見されました。
(うだいじんきびのまきび、こつぞうき、しもつみち、くにかつ)