絵画 / 明治
「葦手下絵和漢朗詠集」(原本)は、国宝。「葦手」は文字絵の一種で、平安時代の遺品は少ない。また、原本筆者は、能書の家系である世尊寺家当主の藤原伊行による。本作の伝来は未詳だが、貴重な作品の模本を当館で制作したものだろう。
葦手絵和漢朗詠抄
戊辰切(和漢朗詠集巻上断簡)
藤原伊行
葦手下絵消息往来
伝藤原忠通筆