狂言面 毘沙門 きょうげんめん びしゃもん

彫刻 / 室町

  • 室町時代・15~16世紀
  • 木造、彩色
  • 19.0×14.5
  • 1面

毘沙門天は仏教を守護する武神として広く信仰された。その顔は口を開ける像、閉じる像の両方あるが、狂言面の毘沙門は必ず口を閉じる。室町時代以降は財宝神という性格も加わり能『夷毘沙門(えびすびしゃもん)』では一人娘を西宮(にしのみや)の夷と争う鞍馬(くらま)の毘沙門天の役に用いられる。

狂言面 毘沙門

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