絵画 / 江戸
東洲斎写楽は、寛政6年(1794)5月から翌年正月までの10ヶ月間に140数図の版画を制作し忽然と姿を消した。作品は4期に区別されるが、本図は、第2期にあたる寛政6年8月桐座上演の『四方錦故郷旅路』に取材したもので、この図は世界で1点しか確認されていない。ルビ:よものにしきこきょうのたびじ
中島和田右衛門のぼうだら長左衛門と中村此蔵の船宿かな川やの権
東洲斎写楽筆
尾上松助の松下造酒之進
三代目大谷鬼次の川島治部五郎