金銅製冠

考古資料

  • 出土地:伝慶尚南道蔚出土
  • 高20.2
  • 1

「山」の字を重ねた形の立飾は、新羅(しらぎ)の冠の制にしたがっている。新羅王の金冠を頂点とする秩序が5世紀後半ごろ確立され、新羅の勢力圏では、各地で同様の形式の冠が用いられ、使用者の身分を示した。本作も新羅勢力下の地域首長のものであろう。(旧)

金銅製冠

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