金銅製冠 こんどうせいかんむり

考古資料

  • 出土地:韓国梁山夫婦塚出土
  • 三国時代(新羅)・6世紀初頭
  • 金銅
  • 冠 高32.7 ; 冠帯 径19.8 ; 冠帽 高25.8
  • 1具

梁山夫婦塚は、新羅(しらぎ)の地方有力者の墓所である。男女の主人公のうち男性の冠は、「山」の字を重ねた形の立飾(たちかざり)を備え、新羅の冠の制にしたがっている。金銅(こんどう)製のため、新羅王の金冠には劣るが、加耶(かや)諸国制圧の最前線であった梁山の重要な地位を示している。(旧)

金銅製冠 こんどうせいかんむり
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