考古資料
梁山夫婦塚は、新羅(しらぎ)の地方有力者の墓所である。男女の主人公のうち男性の冠は、「山」の字を重ねた形の立飾(たちかざり)を備え、新羅の冠の制にしたがっている。金銅(こんどう)製のため、新羅王の金冠には劣るが、加耶(かや)諸国制圧の最前線であった梁山の重要な地位を示している。(旧)
金銅製冠
金銅冠