- 出土地：原品：大阪府柏原市 国分 松岳山出土
- 原品：飛鳥時代・668年
- 樹脂製(原品：銅製)
- 縦29.7 横6.9 厚0.1
- 1枚
- 銘文：(表)惟船氏故 王後首者是船氏中祖 王智仁首児 那沛故首之子也生於乎裟陀宮治天下 天王之世奉仕於等由 羅宮治天下 天王之朝至於阿須伽宮治天下 天皇之朝 天皇照見知其才異仕有功勲 勅賜官位大仁品為第(裏)三殞亡於阿須迦 天皇之末歳次辛丑十二月三日庚寅故戊辰年十二月殯葬於松岳山上共婦 安理故能刀自 同墓其大兄刀羅古首之墓也即為安保万 代之霊其牢永劫之宝地也
江戸時代に大阪府柏原市国分松岳山から出土したと伝えられています。表裏にわたり計162文字が刻まれています。船氏は渡来系氏族であり、代々文筆の才で朝廷に仕えたとされます。王後は舒明朝・推古朝に仕え、冠位十二階の大仁まで上りました。原品は国宝。
