工芸品 漆工 / 江戸
江戸時代初頭には、石曳・曳舟【ひきふね】・田植などの労働の場面が、文様として描かれるようになりました。宗教や文学に取材するばかりでなく、生活に身近なものが文様の主題と見なされていきます。近世に入り、文様の表現が多様になったことを示す現象のひとつです。
曳舟
鳥居清満筆
石曳蒔絵弁当箱
夕顔蒔絵大鼓胴