括り枕持てる美人 くく まくらも  びじん

絵画 / 江戸

  • 鈴木春信筆
  • 江戸時代・明和2年(1765)
  • 中判 摺物
  • 縦25.8 横19.3
  • 1枚

女性が抱きかかえる括り枕には、模様に見せかけて様々な文字や数字が書かれています。「明和二」「トリトシ」「二、三、五、六、八、十」と読めるので、明和2年酉年の大の月(1ヶ月に30日ある月)を示す絵暦(えごよみ)であることがわかります。当時の趣味人たちに好まれた摺物です。

括り枕持てる美人 くく まくらも  びじん
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