その他の美術 書 / 平安
『貫之集』の断簡。もと巻子本で素紙に草仮名(そうがな)を主体に書写する。古くより、貫之自筆と伝えられたため「自家集切」の名で呼ばれるが、その確証はない。草仮名から女手(おんなで)への移行時の姿を示しており、貴重である。
貫之集断簡 自家集切「みとりなる」
伝紀貫之筆
貫之集〈第五残巻、第八/(村雲切本)〉
貫之集断簡 村雲切「おもふこと」
伝寂然筆