江戸
市場通笑は江戸後期の黄表紙作者。表具師を業とする傍ら、安永2年(1773)ごろから黒本・青本の作に従事し、子女を対象とする教訓的な作風から「教訓の通笑」と呼ばれた。船で流され、小人の国を巡った男の話で、その国を江戸に見立てている。(旧題箋)
忠臣蔵十二段目
市場通笑著
御馴染花咲ぢゞい
市場通笑 歌川豊国画
憎口返答返し
市場通笑