その他の美術 書 / 平安
絹布に『白氏文集』を書写しているため、「絹地切」と呼ばれる。2葉の断簡を継いでおり、はじめの二行は、巻第十六「晩春登大雲寺南楼贈常禅師」という題の後半4文字と本文の冒頭。三行目以降は巻第二十四の「宿霊巌寺上院」の七言律詩である。広田不孤斎旧蔵。
白氏文集 巻第三 巻第四
唐詩断簡〈(絹地切)/伝小野道風筆〉
伝小野道風
白氏詩巻断簡(絹地切)
伝小野道風筆