大智度経論巻第六十九 ダイチドキョウロンカンダイ69

奈良

  • 制作地:日本 日本
  • 奈良時代・8世紀
  • 縦24cm:横742cm
  • 1巻

『大智度論』百巻は『摩訶般若浪羅密経』の注釈でありインドの龍樹造(りゅうじゅ)、姚秦の鳩摩羅什(くまらじゅう)の訳にかかる。本写経は石山寺旧蔵で、なお数十巻が同寺に伝えられる。播磨(針間)区にという地方で書写された知識経。これらの経巻の寄進者は、同国の国守、国造、貴族、僧尼、その他多くの階層にわたっている。その書風は自由で暢びやかである。

大智度経論巻第六十九 ダイチドキョウロンカンダイ69
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