奥之細道図 オクノホソミチズ

  • 与謝蕪村
  • 制作地:日本
  • 江戸時代 中期 ・18世紀
  • 29.2cm:31cm
  • 2巻
  • 重要文化財

 松尾芭蕉(一六四四~九四)の俳諧紀行文『奥の細道』の全文を与謝蕪村(一七一六~八三)が書写し、これに関連する絵を添えたもの。旅する芭蕉と門人の曾良、そして二人が行く先々で出会った人々の姿などが、簡潔ながら実に生き生きと描かれている。若き日の蕪村は、東北地方を放浪し、芭蕉の足跡をたどるほど、この偉大なる先人を思慕していた。蕪村独特のスタイルによる書と、軽妙な挿図の見事な調和がこのうえなく魅力的な作品である。

奥之細道図 オクノホソミチズ

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