槃龍背八角鏡(模造) ばんりゅうはいのはっかくきょう(もぞう)

工芸品 金工

  • 蜷川式胤模
  • 明治8年(1875)、原品:中国 唐時代・8世紀
  • 木製、彩色、拓本貼付
  • 径30.8 縁厚0.9 鈕高2.6
  • 1面
  • 銘文:「径一尺四分□厘」「献物帳 第二百六十一号/八角鏡一面重大六斤一分/径一尺七分槃龍背緋絁帯/漆皮箱緋綾嚫盛」「明治八年四月十九日/蜷川式胤摸之」

木製で原品の形をつくり、拓本を貼っている。蜷川式胤は、正倉院宝物の拓本をたくさん探っているが、その拓本を使用してこのような模造をいくつか作った。幼稚な工作にも見えるが、正倉院宝物の質感をなんとかして伝えたいという情熱が感じられる。(旧)

槃龍背八角鏡(模造)

ページトップへ