工芸品 金工 / 昭和以降
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吉田立斎作
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昭和7年(1932) 原品=奈良時代・8世紀
- 銅製 鋳造 漆塗 金銀平脱
- 径28.4 縁厚0.7 鈕高1.9
- 1面
- 銘文:「昭和七年十一月摸之」 ; 「〈正倉院/模造〉北四二/金銀平脱八角鏡/吉田辰之助模」(〈 〉内割書)
鏡背には漆を塗り、金と銀の平脱で鳳凰・花喰鳥・蝶・草花などを表わしている。平脱は、金や銀の薄い板を文様の形に切り抜き、漆を塗った面に貼り付け、その上から全体に漆を塗り込めた後、文様部分の漆膜を剥ぎ起こす技法。剥取平文と呼ばれることもある。