朱漆塗本小札啄木威丸胴具足 (伝 結城秀康所用) しゅうるしぬりほんこざねたくぼくおどしまるどうぐそく (でん ゆうきひでやすしょよう)

工芸品

  • 岡山県
  • 桃山時代~江戸時代
  • 1領
  • 岡山県津山市山下92番地
  • 津山市指定
    指定年月日:20200319
  • 有形文化財(美術工芸品)

津山藩主松平家に伝来した当世具足。
製作時期の松平家の当主は徳川家康の次男・結城秀康とその嫡男・忠直の2代にわたる。松平家の系譜によれば、関ヶ原の戦いの直前、結城秀康は奥州押えの大将として留められ、その際に父・徳川家康から甲冑を拝領しているが、その記述と本甲冑の特徴がよく一致する。よって秀康が拝領した甲冑そのものか、あるいはそれをモデルとして意識しつつ、徳川一門に準じる高い家格を象徴する武具として忠直が作らせたものと考えられる。

朱漆塗本小札啄木威丸胴具足 (伝 結城秀康所用) しゅうるしぬりほんこざねたくぼくおどしまるどうぐそく (でん ゆうきひでやすしょよう)
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