絹本著色弘法大師像 けんぽんちゃくしょくこうぼうだいしぞう

絵画 日本画 / 鎌倉

  • 大阪府
  • 鎌倉時代
  • 絹本著色 掛幅装 画絹三副一鋪
  • 縦142.2㎝ 横112.5㎝
  • 1幅
  • 大阪府大阪市天王寺区茶臼山町1−82
  • 重文指定年月日:20160817
    国宝指定年月日:
    登録年月日:
  • 宗教法人大宝院
  • 国宝・重要文化財(美術品)

本図は,弘法大師空海の姿を描く作品である。空海の画像は,亡くなる直前に描かれたと伝えられる御影(みえい)があるが,本図はその図様形式を踏襲する鎌倉時代の作例。鎌倉時代にさかのぼる空海画像の中でも特に保存状態の良好な一幅で,画中の墨書から,もとは京都の泉涌寺に伝わったことが判る。文化史的な背景に関しても重要な研究材料を提供する作品である。

絹本著色弘法大師像

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