瓢箪に猿水滴 ひょうたんにさるすいてき

工芸品 金工 / 江戸

  • 江戸時代・18〜19世紀
  • 銅鋳造、彫金
  • 4.9×4.7×10.0cm
  • 1個

蝋型(ろうがた)鋳造(ちゅうぞう)は蜜蝋など柔らかい素材を原型に用いるため、細密で自由な形の作品を制作することが可能である。展示の水滴も蝋型鋳造によりその図様は東洋趣味が強く、桃は長寿、瓢箪は子孫の長久と多子、猿は出世をそれぞれ願う中国の吉祥意匠である。
(酒井元樹木氏執筆)

瓢箪に猿水滴

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