工芸品 漆工 / 明治
池田泰真(1825~1903)は、明治期漆芸の大家・柴田是真に漆芸を学んだ。国内外の博覧会に出品、受賞して、帝室技芸員に任ぜられる。この額は明治26年(1893)のシカゴ万博に出品された泰真の代表作で、遠近法により写実的な空間表現をとる。金銀の高蒔絵を駆使して、江之島を立体的に表現している。
秋田蒔絵小箱
池田泰真(1825~1903)作
烏鷺蒔絵菓子器
柴田是真作
漆絵画帖
柴田是真筆