工芸品 その他 / 鎌倉
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来国光
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鎌倉時代・14世紀
- 1口
- 銘文:(金象嵌銘)来国光 スリ上/本阿(花押)
- 重要文化財
来国光(らいくにみつ)は来国俊(くにとし)に続く京・来派の刀工で鎌倉時代末期から南北朝時代にかけて作品を残しており、作風は直刃(すぐは)からのたれ(「のたれ」に傍点)刃(ば)や互(ぐ)の目(め)刃(ば)までがあり多彩である。これは本阿弥光室(ほんあみこうしつ)が来国光の作と極めたもので、板目が約(つ)んで冴えた地鉄(じがね)に小足(こあし)の交じった直刃を焼いている。(090615_h133)